メジャーバージョンであるWordPress5.0が年内(11月19日とのこと)にリリース予定です。
WordPressのバージョンアップは珍しくはありませんが、今回はメジャーアップデートで、なおかつ、エディター(投稿の編集画面)の仕様が大幅に変わるため、4536ユーザーだけでなく、すべてのWordPressユーザーが準備と対応をする必要があります。
今回はそのWordPress5.0から採用される次世代エディター「Gutenberg」について、いくつか情報を共有させていただきます。
Gutenbergとは?
グーテンバーグと呼びたいところですが、正式名称はグーテンベルク。これが次世代エディターの名称です。
(ちなみに、現エディターはTinyMCEという名称です)
どこが変わるのか気になると思いますが、文字通り「すべて」変わります。
今は紙に鉛筆で書くように執筆していますが、Gutenbergではテキストや画像を組み合わせるように執筆します。
百聞は一見にしかずということで、こちらをご覧ください。
すごく違和感があると思います。「絶対使いづらいよ!」と思うはずです。
ただ、ご安心ください。
すぐ慣れますし、以前のエディターよりも格段に使いやすいです。
4536の方針
Gutenbergは近々正式なエディターになりますし、現エディター(TinyMCE)に戻ることはありません。
そして、何より操作性が良いです。スマホでも操作してみましたが、かなり使いやすかったです。
これらを踏まえて、4536では積極的にGutenbergの対応、及び、拡張を進めていきます。
現エディターのサポートについて
もちろん、これまでのエディターを使い続けることもできます。
「クラシック」というブロックを追加すれば、バージョンが5.0になってからもこれまでのエディターと同じように文字を入力したり、画像を挿入することができます。
また、「Classic Editor」というプラグインもあり、これをインストールすれば完璧に元のエディターを再現してくれます。
ただ、いつまでも古いエディターを使い続けるわけにもいかないので、過去記事を大幅にリライトする場合などに使うようにするのが良いと思います。
拡張(カスタマイズ)について
現時点では「吹き出し」のみ使えるようにしていて、「注意書き」や「ワンポイント」などの他のブロック(ボタン)に関しては追加していません。
技術的には拡張可能ですが、コアファイルの仕様変更が落ち着いてからにしようと考えています。
(現在の投稿には影響しないのでご安心ください)
また、その他の拡張についても同様に仕様変更が落ち着いてから対応しようと思っているので、よくオリジナルのボタンを使っていた方はクラシックブロックを使ってください。
デモはこちら。
文字の大きさや色の変更はなるべく用意されているボタンから
これはAMPページに関連することですが、文字の大きさや色の変更はなるべく用意されているものを使ってください。
カラーパレットから選んだり、自分でフォントサイズを決めることもできますが、そういったカスタム設定はAMPページに引き継がれないからです。
不具合の報告やご要望はフォーラムへ
現時点で完璧に対応するには厳しいところもあり、今後不具合が起きることも考えられます。
その際はフォーラムでご共有いただけると助かります。
また、ご要望なども同様にフォーラムまでお願いいたします。